育児三年目にして体のあちこちにガタが来てます

育児生活も今年で3年目。必死に駆け抜けた日々を振り返る余裕もない毎日にすこーしずつ異変が。母である私の、体調が悪い。とにかく悪い。それがなかなか収まってくれない日々、吐き出させてください。

妊娠糖尿病で指導入院って本当に必要?〜入院中の病院食まとめ〜

妊娠初期に検査に引っかかり、指導入院を余儀なくされた私ですが。

✴︎詳しくはこちらのブログ参照ください

 

kinokokaori.hatenablog.com

 妊娠糖尿病が発覚し、その後の管理というのは病院によってかなり違いがあるみたいです。

私の病院ではなるべく早く入院(日数は明示されず)し、血糖値管理を行うというやり方。

そもそも入院はせずに外来で様子見を見るというやり方、血糖値測定すらやらないというやり方。

第一子の時に検診を受けていた病院では、糖尿病検査すらやりませんでした。

妊娠中とはいえ、仕事をしている方がほとんどだと思いますし、上に兄弟がいたら入院なんて気軽にできるものではありませんよね。

私も妊娠糖尿病になって色々ブログを読み漁りましたが、中には入院を拒否できたと言っている方もいました。

実際に入院してみて、本当に必要であったかどうかを書きたいと思います。

入院しないとできなかったこと

・1日分の尿をまとめて検査

 入院翌日に24時間尿を専用の容器に全て貯めていくというのをやりました。おそらく尿糖を調べていたのかと思いますが、結果については教えてもらっていません。

・1日分の採血

 これも入院翌日に、朝から夜まで計7回採血をしました。それに加えて指先での血糖値測定も行い、誤差がどれだけあるのかを調べていたようです。これについても詳しい結果は教えてもらってません。✴︎詳細ブログはこちら

 

kinokokaori.hatenablog.com

 ・カロリー計算された食事を摂る

 その人の身長・体重などから1日に摂るべきカロリーを提示され、それに合わせた食事が提供されます。糖質を抑えるべく炭水化物がかなり減らされていたり、通常の献立メニューでは麺だったのがご飯になっていたり、糖尿病食になっていました。

・随時先生からの指示がある

 1日ごとに血糖値の様子をみて主治医からの指示があります。例えば分食を始めましょうとか、インスリン始めましょうなど。

・血糖値測定やインスリンのやり方などしっかり覚えられる

 そんなに難しいものでは無いのですが、いきなり家で自分でやるのは抵抗があるものなので、数日に渡って質問できる環境にあるのは安心かもしれません

・栄養士からの指導

 これは入院中1回、栄養士の方と1時間ほど話をして、普段の食事や生活スタイルを聞かれ、今後摂るべき栄養素やカロリーを教えてもらうというものでした。

実際に病院で食べていた食事

 
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私の場合、1日のカロリーが1700カロリーということで、1食のご飯が70グラムでした。それでいておかずにもボリュームがまるで無いのですごく物足りませんでした。
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これだけしか食べてないのに、入院中は血糖値オーバーすることが多かった。

帰宅してからはほとんどオーバーしないのに。

ストレスがかなり影響していたように思います。

 
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 珍しく肉が出て嬉しかったのですが、食べてみると味が無い・・かたすぎた。


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捕食としてよく出ていたパンケーキのようなもの。多分おからとかでできていてパサパサしていた。クリームは豆乳を泡だてたような感じのもの。甘みは一切ない

病院食を実際に体験してみての感想

栄養指導も入院目的の一つな訳で、この病院食を基準に家での食事も合わせないと行けないと思っていたので、最初は学ぶ気持ちでしたが、これが2日3日と続くうちに、食事がストレスにしかならなくなってきました。

糖質、塩分、カロリーの全てを抑えたものになっているのでまあとにかく美味しくない、足りない。しかも量は少ないのになぜか高血糖が出たりする。

この理由として私が思ったのは、病院食は野菜が少ない。ご飯を減らしているとはいえ、おかず(野菜)が少ないので、ご飯だけで食べる分が増える。

味付けも塩分を控えめにして健康を意識しているのは分かるが、味の無い肉とか、むしろ出さないで欲しい。食のプロなら健康で美味しいものを出せないのだろうか・・と不満ばかり。

まあ如何せん病院食にそこまで求めるのは無理があるのかもしれません。

食材にお金はかけられないし、手間暇も求められませんからね。

じゃあ一体何のための管理入院なのかと思いました。

家に帰ってからはとにかく野菜を使っておかずを増やし、甘味料はラカンとを使ったりして、ご飯は玄米に変えました。

家での食事はこんな感じ


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病院食よりも断然量は多いけど血糖値は入院時より低いです。

 その理由として以下のブログに綴っています。

kinokokaori.hatenablog.com

 結局のところ入院必要だったの?

結果的に私は入院中血糖値オーバーを何度もしたため、合計6日間も入院することになり入院費用もそれなりにかかったわけですが。。

この入院、本当に必要だったのか?というのは正直なところ疑問です。

血糖値の測定方法に関しては、そんなに難しくないし、外来で1回実践交えて説明をしてもらえれば、あとは写真付きの説明書でも見ながらすぐにマスターできます。

食事に関しては、栄養士の指導は外来で30分程度話せば済むものでしたし、食事に関しても献立例のついた資料等をもらえれば家で勉強すれば良いだけのことです。

今回の入院を通して私が実感したこと。それは。

普段の食生活の中で血糖値管理する方法を考えなければならないということ。

入院している間は普段の生活とはかけ離れます。運動量も、精神的にも。しかも病院食を丸々普段の食事に置き換えることは実際困難ですよね。

 

kinokokaori.hatenablog.com

 

だからこそ、まずは血糖値の測定方法を教えてもらい栄養士からの指導を受け、これトータルでも1時間で終わると思います。数日程度、普段の生活で血糖値を測ってみる。

そこでどのくらいオーバーしているのかを見定めた上で、指導しないとあまり意味がないのではと思います。

私が入院して得たものは、この考え方に達したという点くらいでしょうか。

結局は自分でこのくらいの食事なら血糖値が上がる、抑えられる、というのを見定めていくしかありません。

入院が必要なケース

もちろん、普段の食生活では管理が困難でインスリン投与が必要な場合は入院することが必要かもしれません。

なぜかというと、インスリンを打つことで低血糖になるリスクがあるからです。

それにその人にとってどのくらいの量のインスリンが必要なのか等は様子をみて調節する必要もあります。

まとめ

妊娠糖尿病と一言で言えども、その人の状態、病院の管理方法によって対処法は様々です。

一番大切なことは、主治医との信頼関係を築くことだと思いますので、とにかく疑問なことは聞き不安を解消しつつ、自分に最適な管理方法を見つけることだと思います。