医療的ケア児ライフ

気管切開児の娘、おてんば次女、自律神経がおかしい母

粘膜下口蓋裂オペ記録〜手術4日後・一般病棟個室、食事再開〜

いよいよ今日は朝から食事が出る。

が、しかし衝撃の事実。

鼻のチューブをつけたまま朝食を食べるとのこと

 

昨日まで唾液も飲み込みづらいって出してたんですけど

それでご飯(ペーストとはいえ)て、ハードル高すぎないか?

来た食事はすべて完全ペースト。

ご飯もプルンプルンのおかゆゼリー

これまでに何度も見てきているのでなんとも思わないけど、これを初めて見るひとは結構衝撃的かも知れない

 

お腹すいたと言っていたけど、いざご飯を目の前にしてもあまりスプーンが進まない。

結局4口くらいしか食べなかった。

私としては唾液も飲み込めなかったのに、ご飯飲めたんだ!お茶も牛乳も飲めたじゃん!て気持ちだったのだけど、看護師さんからは「4口くらいだと、栄養も足りないから点滴はまだ残しておきましょう」

そうですか、、(きびし)

お昼ご飯からは鼻チューブ取った状態で食べれると思っていたのだけど、待てど暮らせど先生が来る気配なく、、。

朝の時点で、昼までにチューブ抜くかどうか先生にかくにんしておきますね、と言っていた看護師さんもその後数時間姿を見せることなくとうとうお昼ご飯の方が先に到着してしまった。

ナースコールをして別の看護師さんに確認してもらうと、「担当の看護師が今休憩中なんで、後での確認でもいいですか?」

ああそうだ、病院てのはこういうところだっった。

いつだってこちらの思惑通りにはいかない。

確認しますねと言われてそのまま放置されるのは日常茶飯事のこと。

大体のことは何度もこちらからアクションを起こさないといけなかったりする。

もやもやする気持ちを抑えつつ、仕方ない、チューブのまま昼ごはん食べるかと食べ始めたその時、

担当の看護師さんがきて「チューブ抜いていいそうなんで、抜きますね!」

え。昨日の話では先生が抜くって言ってたけど、、まあどっちでもいいけどさ。

話が二転三転するのも毎度のこと。いちいち突っかかっていては身が持たなくなる。

とにかくチューブが抜けた。

すると

パクパク食べ始めた。

ペースト食は到底美味しいものではないので、完食とはいかなかったけど、明らかに食べやすくなった様子。

そして

めっちゃ元気になった。

これまでは虚な表情で、覇気が無く、話しかけても何も答えない様な状態で。

まあまだ術後まもないし、しんどいのだろうなと思っていた。

それが鼻チューブを抜いた途端にめちゃくちゃテンション高くなった。

こんなに変わる!?というくらい。

やはり鼻チューブがだいぶキツかった様だ。(そりゃそうだよね)

 

そこからはよく喋る様になった。

うん、違う

今までスカスカと抜ける様な話し方と違う

少し鼻が詰まった様な声になっているけど、明らかに抜ける感じが弱くなっている

明瞭度が増している!

声も少し大きくなった様に感じる

すごい。

この時点でここまで実感できるとは

今後STを初めて訓練したら、本当にはっきりと喋れる様になる日が来る。そう思えた。

お昼ご飯は半分くらい食べられた!

看護師さんに点滴抜いてもらえないか聞いてみると、

「まだ半分くらいしか食べられてないし、今後吐いてしまったりすると不安なので、明日まで点滴は残しておきますね」

きびしー

 

夜はぐっすり眠った。(私も)